『マイフィンランドルーティン100』
可愛いしワクワクするしで、何度も読み返しては幸せ気分！こんなに大好きな場所があるって、本当に素敵なことだなぁ。
昨年の秋頃、本屋さんの新刊コーナーに平積みされていて、なんとも可愛いイラストに目を引かれて思わず手に取った。フィンランドといえば、ムーミン、サンタクロース、サウナ、オーロラ・・・なんとなく雰囲気で素敵そうだから、いつか一回くらい行ってみたいなぁとぼんやり思っていた国。「通う」という発想がなかったので、好きすぎて何度も通いたくなる魅力ってどんなんだろう？！と興味がわいて読んでみた。
「食べる」「飲む」「楽しむ」「買う」の4部構成で、暮らしに溶け込むようなフィンランドの楽しみ方がギュギュッと詰まっている。ルーティン一つひとつの小さな物語が温かいフィンランド愛に溢れていて、本当に楽しい！地元の人が案内しているかのようなマニアックさがありつつ、きっと本当に地元の人だったら当たり前すぎて紹介しようとも思わないだろうけど、外から見たら何とも素敵だと感じる「当たり前」が大切に描かれているんだろうなぁ。フィンランドのことはほとんど知らないに近かったのに、読んでいるうちにフィンランドという国に不思議と親しみと愛おしさが込み上げてきてしまう。
「食べる」や「飲む」の章では、ひたすら味を想像して「食べてみたい〜！飲んでみたい〜！」と悶えることの連続だが、いくつかレシピも紹介してくれているのが嬉しい。行かれなくても、行ったことがなくも、いきなり家で再現して「こういう感じなのかな〜」と香りや味で妄想をさらに膨らませることができる。
ちなみに私はシナモンロールを作ってみた。著者のchikaさんは夜中に突然シナモンロールを作りたくなって作ることがある、ということなので、ん？そんなにすぐに簡単に作れるものなのかな？？と試してみたくなったのだ。本にあったレシピ通りにやってみたら、本当に簡単にできた！あまり料理に慣れていない私でも2時間弱くらい。しかもとっても美味しい〜！(*^^*)
何度も読み返してはほっこり癒されハッピーな気持ちになり、そのたびに無性にマリメッコのバスタオルが欲しくなる（笑）私はきっとそのうちマリメッコのバスタオルを買ってしまうと思う。
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