フラットホワイトの午後

手帳のこと、本のこと、映画のこと。

大好きな2つのノート<ロルバーンとLA DOLCE VITA>

手帳の他に、なくてはならない二種類のノート。

日々に欠かせないノートの一つは、何でもメモ用ノート。上記の写真では左側のロルバーンダイアリーが、今の私の何でもメモ用ノートだ。

そしてもう一つが、何でも書き出し用ノート。上記の写真では右側のA5ノートがそれ。メモ用ノートと何が違うの?という感じだが、私の中では明確に用途が違って、メモ用も書き出し用も、両方とも必要なノートだ。

真ん中にある手帳と共に、この2つのノートは私にとって欠かせない存在なのだ。

何でもメモ用ノート<ロルバーン>

その名の通り、何でもメモする用のノート。

こちらは、調べたことや習い事のレッスン結果のまとめ、自分で何らかの筆記系ワークをやってみる時などに使っている。主に、論理的に物事を検討したい時、割と客観的に何かを考えたり、比較検討したりする時など用だ。

私の場合、メモは案外時系列の方が探しやすいので、書いた年月日だけは明記するようにして、あとは細かく考えず雑多に使っている。

このノートには、長い文章はあまり書かない。できるだけ短い文や言葉、箇条書きなどで書き出し、それに対して別の色のペンで思ったことや追記情報を書き入れていくような方式だ。

ここ数年はコロナ禍で行けていないが、海外旅行のプランを全部自分で考えて手配して行くのが好きで、往復の飛行機の比較検討や、現地ツアー(基本ひとり旅で足がないので、現地のツアーをたくさん組み合わせて周る方式)の比較検討、価格や時間の組み合わせを考えたりする時に使う。この検討の過程が残っていると、後の旅行プランニングの時に結構参考になって便利なのだ。あと、単純に見返して楽しい!(*^^*)

何でもメモ用ノートには、リングノートを使うことが多い。リングノートは見開きの片ページをぐるっと後ろにまわしてコンパクトにできるところが何かの片手間にメモを取る時に便利だし、必要ならそのページをパッと切り離せるのも便利。このノートには基本的に長い文章は書かないので、リングノートのデメリットである「中央のリングが書く時に手にぶつかって邪魔」というストレスも受けにくい。

今メモ用ノートに使っているのは、ロルバーン2022ダイアリー。ロルバーンのダイアリーの中では大きい方のサイズで、写真を見てわかるとおり、A5ノートと横幅はほぼ一緒、縦幅は少し小さいという絶妙なコンパクトサイズ。私の使い方だと、メモと言っても小さすぎるノートではちょっと不便なので、このくらいのサイズがとてもちょうどいい。

ちなみに、なんでメモなのにダイアリーを使っているのかというと、ロルバーンノートは方眼140ページ+PPポケット5枚なのに対し、ロルバーンダイアリーはマンスリーページ+方眼165ページ+PPポケット12枚。ダイアリーの方がノート部分のページ枚数が多いのだ!

ダイアリーくらいの厚さがあっても全然いいし、割と見返したりすることがある都合上、ページ枚数は多い方がいいなと思ったので、あえてダイアリーをメモ用ノートとして使っている(マンスリーページは使わないのでもったいないけど)。PPポケットはこんなに使わないだろうなと思ったが、確認してみたら現状5枚使っていた。何かをポイッと気軽に収納するのに意外と便利なのだ。

ロルバーンのクリーム色の方眼ページは、なぜだか癖になる。方眼の線の薄さもちょうど良くて、邪魔にもならないし、逆に薄すぎて使いづらいということもない。ラインマーカーの色がクリーム色に乗ったら綺麗に発色しないのでは、と思っていたが、そんなことはなかったし、私はなぜだか、このクリーム色の紙に書いた文字の上にひいたラインマーカーの発色の感じが好きだ。それで一気にロルバーンのファンになってしまったほど。

今使っているロルバーンダイアリー2022は、昨年12月中旬頃に使い始めて、本日時点で残り10枚ほど。毎日書きまくるわけでもないので、おそらくちょうど年末あたりに使い終わるんじゃないかなぁと思う。このページ枚数でだいたい1年かぁ、ふむふむ。

何でも書き出し用ノート<LA DOLCE VITA>

「何でもメモ用ノート」がどちらかというと理性的なノートなら、「何でも書き出し用ノート」は非常に感情的なノートだ。

こちらは、日記や作文のようにとにかく文章、しかも一度にダラダラと結構長めの文章を書くことが多い。誰かに話をしているような口調というか、頭で考える前に書き出しているような感覚で使っているノートだ。めちゃくちゃ長い独り言みたいな(^_^;)

こっちはこっちで、そんな風に長々と独りごちているうちに、悩んでいることや思っていることが整理されていく。頭の整理というより、感情の整理をつけている感じなのかなぁ。

このノートの方が付き合いが長くて、もうかれこれ20年以上常備していると思う。唐突に書きたくなるので、最初のうちは手帳の片隅に書いていたり、学生の頃は授業のノートの片隅に書いてしまったりしていた。が、非常に感情あらわな内容なので、万が一誰かの目に触れたら恥ずかしすぎる・・・!(@_@;) という恐怖から、専用のノートを持つようになった。絶対にこのノートにしか書かない!と決めていれば、このノートさえ守れば恥をさらす危険もない。

ノートもいろいろ使ったが、割と早期にマインドウェイブ社の「LA DOLCE VITA」というシリーズのノートに落ち着いた。このシリーズは様々な写真を表紙にした、何だかちょっとオシャレで洗練された雰囲気を感じるA5サイズのノート。次々と新作が出るので、一向に飽きが来ず、次のノートを選ぶ時がくるたびに心が躍るのだ(*^^*)

とりあえず見た目が大好きなのだが、64ページという薄さ&軽さが持ち運びにちょうど良く、罫線の薄さもちょうど良くて書き心地が良い(こちらは人に見られたくないノートなので、紛失した場合の被害は極力少ないよう、薄めのノートが望ましい ^_^;)。何度か他のノートを使ってみたこともあったが、このノートじゃないと書かなくなってしまって感情を吐き出せず知らぬ間にストレスが溜まることも多く、私はなぜだかこれじゃないと駄目なようなのだ。

このノート、以前はどこにでもあった気がするのだが(そのおかけで衝動買いと言う名の買い溜めをすることも多かった)、最近すっかり店舗で見かけなくなってしまった。しかし私にとって「これじゃなきゃ」感が大きすぎるので、今ではマインドウェイブのオンラインショップからわざわざ買っている。そもそも安価なノートなので送料を考えるともったいない気持ちも否めないのだが、やっぱりこれじゃなきゃ駄目なのだ(>_<) 生産終了にならないことを祈るばかりである。

このノートを読み返すことはほぼないのだが、捨てる時も若干勇気が要ることもあり、部屋に30冊ほど溜まってきてしまっている。。溜め込んでいる方がよっぽど危険だから、近いうちに思い切って処理しなきゃなぁと思う(^_^;)