フラットホワイトの午後

手帳のこと、本のこと、映画のこと。

システム手帳のリフィルを自作してみる

システム手帳の最大の利点は、自分の好きにリフィルをセットできること。なのに、現状ちゃんと使えているのはマンスリーリフィルのみ。

このままでは、どこかのタイミングで「わざわざシステム手帳を持たなくても、もっと薄くて軽いマンスリーページのみの綴じ手帳を使えばいいじゃん」と思い始めて、またシステム手帳を使いこなせないまま挫折してしまう・・・!(いつものシステム手帳挫折パターン)

でも、私は今度こそシステム手帳を使いこなしてみたいんだ〜!(>_<)

そこで、自分の理想的な手帳とはどんなものかを、あらためて考えてみた。

これまで使って一番感動したのは、バーチカルタイプの手帳。時間が埋まってしまうのが目に見えたらしんどいのでは・・・という心配とは裏腹に、時間が具体的に見えることで生まれる心の余裕に驚いたフォーマットだ。

バーチカルタイプで大好きだったのは、アクションプランナー。セミナー付き価格に値上がりしてしまうまで、他の手帳に浮気しても最終的にはアクションプランナーに戻っていた。

ちなみに、アクションプランナーのセミナーには自主的に参加したことがある。とても楽しかったし、前向きな気持ちになれてすごく良かった。けど、セミナー料金込みで強制的に手帳にセミナーがくっついているのは、どうしても違和感がある。セミナーを受けなきゃ使えない手帳って、考えただけでなんだかしんどく感じてしまうのだ。

そんなわけで、思想の違いを感じ、アクションプランナーには戻りたくても戻り難くなってしまった。でもやっぱりアクションプランナーは使いやすかったなぁと考えたときに、アクションプランナーのどんなところが使いやすかったのかな?と振り返ってみると、それは時間軸の幅の広さかもしれないと思った。

バーチカルなら24時間書き込める方がいい、と思ったこともあった。しかし、24時間分となると、1時間の幅はどうしても狭くなる。実際に24時間バーチカルを使ってみたこともあったが、手帳を見た時に1時間の概念が小さくなってしまって、時間があるのに時間がないと感じるような心境に陥り、変な焦りとモヤモヤした嫌な気持ちになることが増えてしまったのだ。

アクションプランナーは24時間表記ではなく、朝の6時から夜の11時までしか書き込めない。それを不便に感じていたこともあったが、あえて活動時間帯だけにバーチカルの表記を絞る、むしろそれでいいのかもしれないと考え直した。

自分が活動したいと考える時間帯にバーチカルを絞り込めば、24時間全部網羅しなくていい分、1時間の表記幅も余裕を持たせられる。こればかりは自分の感覚なので、なかなか市販のフォーマットではちょうどいいものが見つからない。そこで、手書きでデイリーフォーマットを作ってみることにした。

使ったシートは、ライフのノーブルリフィル横罫。現状の自分の生活状況を考えて、とりあえず朝8時から夜8時を活動時間とした。これならバイブルサイズでも時間幅は感覚的に狭くならないし、この時間帯以外は完全に自由(基本的に予定を入れない)と割り切れるのも悪くない。よくあるデイリーのタスクリスト欄と、その日の良かったことを3つ書く欄も作ってみた。

バーチカルタイプで言うと、citta手帳も使ってみたことがある。こちらは24時間表記で、24時間表記が良い!と思って使ってみたのに時間幅が全体的に狭くて個人的には合わなかった。が、毎週メモ欄があるところは非常に使い勝手が良かった。デイリータスクに落とし込む前に、その週中にやりたいことをあらかじめメモしておけるのは、思いのほか便利だったのだ。

そこで、今週のテーマや週単位のタスクリストを書いておける用のページを頭に用意してみた。頭で今週のテーマを明らかにするなら、週の終わりに振り返りをした方がいいなと思い、最終ページはその週の振り返りを書き込めるページにした。

週の頭の1ページ+デイリー7ページ+振り返りの1ページだと1ページ分余ってしまうので、頭の1ページの裏ページは、自己啓発系のワークをやるページにしてみた。毎日1ワークをやるのはしんどいけど、一週間に1ワークなら続けられそう。これで一週間分のリフィルとしてちょうど5枚。枚数的にも多過ぎずちょうどいい感じ。

このフォーマットで一週間過ごしてみたところ、かなり良かった・・・!(*^^*) 私にとっては、バーチカルの1時間の幅が思った以上に重要だったようだ。うまくいかない原因って、ものすごくちょっとしたことだったりするんだなぁ。

毎週手書きでフォーマットを作るのは面倒だが、このくらいなら手書き作成でも許容範囲かなぁ、という程度の枠組みに抑えたつもり。しばらくこれで様子を見てみたいと思う。そのうち印刷して作れるようになるといいな〜