フラットホワイトの午後

手帳のこと、本のこと、映画のこと。

手帳はいつも私の相棒・5

テーマ別に大活躍のレフトタイプ、ほぼ日手帳weeks

↓前回のお話

fwapricot.hatenablog.com

レフトタイプをこんなに好きになるとは!

長年、レフトタイプ手帳(左ページが週間、右ページがメモになっているタイプの手帳)の使い方がよくわからなかった。レフトタイプの手帳を買うと、大抵はマンスリーページしか使わないで終わってしまうし、予定やタスクが細かくマンスリーページだけでは足りない時は、デイリーやバーチカルの方が使い勝手が良いからだ。

そんなある日、プライベートで勉強したいこと・進めたいことが複数勃発した。にも関わらず、どれもなかなか手をつけることができなかった。自分にとって同じくらい重要度が高い&同じくらい行動負荷が高い事柄が複数ある時に、気になることが多すぎて頭の中がゴチャゴチャした結果、思考停止して行動が鈍る、ということがたまにある。この時もそうだったので、何かを進める時の強い味方、手帳を導入してみることにした。

ここで使ってみたのがレフトタイプの手帳。毎日長時間取り組むわけではないし、タスクはそんなに多くない。自分で次の課題や行動を決めてスケジューリングしていくことになるので、記録・反省・考察も予定と一緒に手帳にまとめられると良さそう。となると、左ページが週間予定&右ページがメモというフォーマットがちょうど良さそうな気がした。

まず頭の中のゴチャゴチャを解消したいので、手帳はテーマ毎に分けて用意することにした。手帳が複数あると、見るもの・書くものが増えて、余計にゴチャゴチャするのでは・・・とも思ったが、「そのテーマに取り組んでいる最中は、そのテーマのことだけに集中する」という状況を作ることを優先したかったので、試験的に大物テーマ2つ分として、ほぼ日手帳のweeksを2冊購入した。

ほぼ日weeksリベンジ

どうしてweeksにしたかというと、テーマ毎に手帳デザインも全然違うものにしたかったから。物事を色やデザインで識別する傾向にあるので、似ているものだと境界線が曖昧になって頭の中で混ざってしまいそうな予感がした。「これをやっているのは別人です」というくらい、違う気分で集中できるようにしたいと思ったのだ。

あとは、フォーマット上、土日の扱いが平日と同じであること。土日のブロックが平日に比べて小さくなっている手帳は意外と多い。レフトタイプの手帳を使おう!と決めたのが6月と中途半端な時期だったこともあり、フォーマットがイメージ通りで色違い・デザイン違いがある手帳、そして4月始まり・・・と探したら、ほぼ、weeks一択だった。

weeksを買う時は少し躊躇した。weeksが世に出た当初、好奇心で買ってみて全然使いこなせず完全に無駄にした苦い思い出があったからだ。値段もそれなりにするし、万が一いきなり2冊も無駄にしたら辛い。余計な挫折感を味わうことになってしまう。だけど何もしないでこれ以上自分プロジェクトを放置するより、悪あがきでも何でもして、この状況から少しでも抜け出せるきっかけを作れるなら、それだけでも十分じゃないか!

結果は、予想以上の大成功。半年も足踏み状態で動かせていなかった2つの自分プロジェクトが、手帳を使い始めた途端、びっくりするほどスムーズに進み出した。この時ほど、「なんだ、早くこうすればよかった」と思ったことはない。

あえて別のノートは使わず、その週の右ページにいろいろメモを残していくことで、「やっている感」が視覚化されて励みになった。手帳を完全に分けたのも正解で、狙い通り頭の中がしっかり整理されて、その時取り組んでいるテーマにちゃんと集中することができるようになった。

あんなに使い方がわからず、weeksに至っては苦い思い出しかなかったのに、今ではレフトタイプの手帳が大好きだ。

(↓その6に続く)

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